コソコソ……お久しぶりです、こんばんは。
記事が1ヵ月以上も空いてしまいました。
今日は、あまりにもたぎってしまった小説と漫画の話です。
まずは、前回投稿した『鹿の王』(上橋菜穂子さん)の小説。
これ、本屋大賞に選ばれたんですね。何だか嬉しいです。
何せ登場人物がやたらと出てくるので、メモ取りながら、GW中にようやく上巻を読み終わりました。
上橋さんの描写力は本当に息を呑むほど圧倒されます…ひぃ。
人から獣に裏返るところが、五感全て立体的に浮かんできてドキドキ。
また、裏返ることによって見えてくるものの描写に、ぐいぐい引っ張られました。
己でなくなることの恐怖感と焦燥感と緊迫感が半端ないです。
…子どもの可愛さはいわずもがな。
下巻も楽しみに読みます。
そして漫画。
多い時でも月5~7冊程度しか買わないですが、今月は月変わったばかりにも関わらず、既に7,8冊は買ってしまいました。
私は、好きすぎると、かえって何も言えなくなるみたいです。
私にとって『暁のヨナ』がそれで、もう何も言うまいと思いました。
テンションメーターが振り切れる。
今回は『7SEEDS』です。出たよー待ってましたよーー!
本当に1冊なの?っていうくらいギュッと濃縮されていて、でもちゃんと一人ひとり丁寧に描写されていて圧巻でした。
人と人が交錯して目まぐるしくて、でもそれぞれ立ってて魅力的で。
ダメなところもひっくるめての、魅力。
もちつもたれつ、お互いが存在しているだけで心強いんだなぁと実感しました。
あんな状況だと、何かしなきゃって思うけど、
何もしないでも実は誰かの役に立っていたり。
勿論、何かしようとすることも大事なんですが。
というか、あの状況だと、常に自分に何ができるか問われ続けるのも無理ない。
それにしてもくるみちゃん、すごいです。
微ネタバレ?になるかもなので反転↓
「一緒に怖がって」って、
「ダメだから」じゃなくて、「ダメでいいから」っていう言葉に痺れました。
勇気いっただろうに。
あと、蝉丸のセリフに「きこえてる」のツッコミが入って吹きました(笑)
それから嵐・花・新巻・あゆ辺りどうなるんだろう…
一人の人から見ると、「嫌な奴」でも、
他方面から見ると、「イイ奴」に見えたり、
よくあるよくある。
そうやって、多方面から立体的に浮き彫りになっていく様も面白いです。
同じ出来事の見え方・捉え方も、人によって違うもんなー。
とにかく、たぎりまくりました。
遅くなりましたが、前の記事に拍手ありがとうございました…!
いつも嬉しいです。
あ!それから、投稿ない時でも訪問してくださってありがとうございます><